
「力強い」「ねばりつよい」「身が軽い」など力の表現方法はいろいろあります。その力を要素別に分類して「体力要素」として考えてみましょう。
行動体力
- 行動を起こす能力
- 行動を持続する能力
- 行動を調節する能力
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防衛体力
- 物理化学的ストレスに対する抵抗力
- 生物的ストレスに対する抵抗力
- 生理的ストレスに対する抵抗力
- 精神的ストレスに対する抵抗力
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行動体力
1.行動を起こす能力
関与するおもな機能
(1)筋力・・・・・・・・・・・筋機能
握力のように時間因子を特に考慮せずに1回〜数回の施行によって得られる最大値をもって表します。
筋力はさらに動的筋力と静的筋力に分けられます。
速さを問題にせずに重いものを持ち上げる、押すなどの動作では筋力が重要となります。
(2)筋パワー・・・・・・・・・筋機能
筋力に対して筋パワーは筋収縮によってなされる仕事量を要した時間で割ったもので、大きな運動量を出来るだけ速やかに発揮する能力です。
速く走る、遠くに物を投げる、遠くあるいは高く跳ぶなどの動作では筋パワーの大きい方が有利になります。
2.行動を持続する能力

(1)筋持久力・・・・・・・・・筋機能
最大筋力の何%の力を何回繰り返し発揮できるかによって測定されます。
筋持久力は筋の太さや筋力の大きさには関係なく、筋の質に関係しています。特に筋を構成する遅筋繊維と速筋繊維の比率や、筋中の毛細血管の発達状況がこれに大きく関与しています。遅筋繊維の比率が大きいほど、また毛細血管がよく発達しているほど筋持久力が優れています。
(2)全身持久力・・・・・呼吸循環機能
激しい全身運動を長時間(5分以上)継続させる能力です。
この場合主に用いられるエネルギーは有酸素エネルギーですので全身持久力には有酸素能力が大きく関係しており、これには呼吸・循環・血液などの酸素運搬能力や、組織の酸素利用能力が関係しています。
3.行動を調節する能力
筋の収縮によって発生した力を、その運動の目的に沿って出来るだけ有効に利用できるように身体の動きを調節する能力です。
(1)平衡性・・・・・・・・・神経機能
(2)敏捷性・・・・・・・・・神経機能
(3)巧緻性・・・・・・・・・神経機能
(4)柔軟性・・・・・・・・・関節機能
防衛体力
1.物理化学的ストレスに対する抵抗力
寒冷,暑熱,低酸素,高酸素,低圧,高圧,鼓動,化学物質などに対する抵抗力をいいます
2.生物的ストレスに対する抵抗力
細菌,ウイルス,その他の微生物,異種蛋白などに対する抵抗力をいいます
3.生理的ストレスに対する抵抗力
運動,空腹,口渇,不眠,疲労,時差などに対する抵抗力をいいます
4.精神的ストレスに対する抵抗力
不快,苦痛,恐怖,不満などに対する抵抗力をいいます