全日本実業団自転車競技選手権大会で4種目優勝しました! 石井寛子
2008年9月21日
9月20〜21日、伊豆修善寺CSCの250mバンクで全日本実業団自転車競技選手権大会が開催された。
今シーズン最後の全国大会で、出場する種目すべてに優勝することを目標に、気合いを入れて挑んだ。
周長250mのCSCバンクは日本最小バンクで、角度も45度ときつく、周長400mや333mバンクよりも遠心力がかかるため、コーナーをうまく走るとタイムの狙える場所である。是非とも自己記録更新も狙いたいと思った。
大会目標タイム
・200mハロン(女子はオープン参加)、11秒9以内
・500mTT、38秒0以内
・3kmIP、4分1秒以内
・ポイントレース優勝
コーチと決めた目標タイムをつねに意識し、練習で追い込んだ。私の中ではかなりキツイ目標だと思った。9月初旬、京王閣で行われたガールズケイリン終了後、休む間もなく実業団に向け練習した。
大会前日、選手受付を済ませ、プログラムを見ると香港チームがエントリーしている。一気に緊張してきた。それと同時に4種目で優勝することは、かなり「強い決意」が必要だと思った。
大会初日、アップ周回中から今日は調子がいい。タイムが出る予感がした。
1種目め、男子のスプリント予選8名のあと、12名の女子エキシビジョン200mフライングタイムトライアルが始まった。北見コーチにバンクでのハロンの走り方を詳しく聞き、その通り走った。
結果、12"012で香港チーム5人含め1位! 250mバンクでの自己新記録を出すことができた。
まずは1勝!
確実に強くなっていて1位は嬉しかったけど、欲を言えば、なぜ目標の11秒台が出ないのか悩んだ。
2種目め、3kmIPの予選と決勝。1日にIPを2本走ることは、体力的に、とてもハードである。予選は2着以内でないと、決勝へ上がれないので100%の力を出そうと気合いを入れた。
スタートして、目標の4分1秒を出すために、最初の1kmを飛ばし、ペースを作って走るはずだったが、スピードがどんどん落ち続けペースができない!!その結果、4分7秒553でゴール。「やってしまった・・・・」と、思った。4冠どころではない!!すぐにコーチに「すみませんでした!」と謝った。
がっかりして、ローラー台に乗って、上がった息を整えながら他の選手の走りを見ていた。今回は強い選手がたくさんエントリーしていたので、決勝へ進むのは難しいと思っていた。しかし、バンクが重いのか?後続の選手たちが私のタイムを超えてこない。優勝候補の豊岡さんが4分6秒858を出して、なんと、予選2位で決勝へ進出することができた。
運もまだ残っている!これなら絶対優勝したい。テントに戻ってすぐに、阿部トレーナーに頼んでカチカチになった身体を優勝が狙えるカラダに仕上げてもらった。
コーチと作戦会議!決めたことは、前半は相手を見ながら、遅くても、自分の走れるペースを守ろう!そのかわり、残り6周でスパートして相手を思いっきり追っかける!!
緊張を切らさないまま、決勝スタート。作戦通り、残り6周になってからラストスパートをかける。予選の走りから、不安もあったがやるしかなかった。
スタートして、作戦通り自分のペースを作った。しかし、相手の豊岡さんがものすごく速い!!スタッフから2秒差、3秒差・・・どんどん離されていくのがわかった。残り7周で5秒差が聞こえた「これはマズイ負ける!」焦ったけど大きく息をしてリラックスした。残り6周、コーチから「行くぞ!!」の声がかかる。もうキツイのは覚悟の上、思いっきりペダルを踏んだ。これ以上踏めないくらいペダルを踏んだ。ラップタイムは上がっていったが追いつかない。残り2周、まだ追いつかない。しかしコーチの「勝てるぞ!!」の叫び声が聞こえた、死ぬ気で走った。
結果、4分4秒763の自己新記録。予選より2秒79縮めて優勝することができた。2種目制覇。とてもキツかったけど自信になった。
大会2日目は500mTTとポイントレースの2種目出場。今日も朝のアップ周回から調子が良い。
2日目の天気は雨。250mバンクは滑ってしまうため、走行不能との審判団の判断から、競輪学校333mバンクへ移動して競技再開した。
移動後、天気は500mTTが始まる頃に雨が止み、これなら目標タイムが出ると確信する。333mバンクは250mバンクよりスタンディング加速がしやすいため、タイムを出す自信があった。
大会直前までチームメイトの近藤くんと京王閣でスタンディングの練習をいっぱいしてきたので自信があった。
3種目め。500mTTスタート。最初のスタンディングで思いっきりダッシュ!!今シーズン1番良い加速ができた。ゴールまでスピードを維持できた。結果、37秒917がでた。
初めての37秒台、自己新記録で目標達成!!3勝目。
しかし、オープン参加の香港選手の2人は、わたしを上回るタイムを出した。うれしさの裏に、もっと頑張らないといけないとも思った。
最後の種目ポイントレース。この種目は一番得意で力を入れている種目。今までの大会でも勝ちにこだわってきた。だが、まだ走り方はヘタで、人についていくのが精一杯のところもある。作戦は1回目のポイントで5点とって、次からとれるだけポイントを取りに行くことを考えた。
ポイントレーススタート!そして、最初のポイント、5点とれた。そこで一安心したら、アタックの応酬が始まった。わたしは必死についていってポイント5点を重ねた。次に有力選手4人の逃げに変わり、後半は唐見さんとのマッチレースになった。唐見さんのペースが速くて先頭交代しても前を引けず付いていくだけであった。
結果、ポイントはすべて5点を取り、優勝することができた。しかしながら自分が引っ張るレースはできなかった。唐見さんにコーチと一緒に謝りにいった。
今大会目標の4種目優勝の願いが叶った。実業団初出場での成績とてもうれしいです。
でも、課題もたくさんできました。250mバンクの走り方をマスターすれば200mハロンのタイムももう少し出るのではないかと思う。
200mハロンも500mTTも、もっとパワーがないとタイムが出ないことを改めて感じました。ポイントレースでは、来年からは逃げたり、相手を疲れさせる走りができるようになりたいと思います。
今年も残す大会は、京王閣で行われる六大学対抗戦のみとなりました。明治大学OGとして参加します。
また、来年に向けて鍛えて、さらなる飛躍を遂げたいと思います。今後とも応援よろしくお願いし申し上げます。
サイクリングタイム
今シーズン最後の全国大会で、出場する種目すべてに優勝することを目標に、気合いを入れて挑んだ。
周長250mのCSCバンクは日本最小バンクで、角度も45度ときつく、周長400mや333mバンクよりも遠心力がかかるため、コーナーをうまく走るとタイムの狙える場所である。是非とも自己記録更新も狙いたいと思った。
大会目標タイム
・200mハロン(女子はオープン参加)、11秒9以内
・500mTT、38秒0以内
・3kmIP、4分1秒以内
・ポイントレース優勝
コーチと決めた目標タイムをつねに意識し、練習で追い込んだ。私の中ではかなりキツイ目標だと思った。9月初旬、京王閣で行われたガールズケイリン終了後、休む間もなく実業団に向け練習した。
大会前日、選手受付を済ませ、プログラムを見ると香港チームがエントリーしている。一気に緊張してきた。それと同時に4種目で優勝することは、かなり「強い決意」が必要だと思った。
大会初日、アップ周回中から今日は調子がいい。タイムが出る予感がした。
1種目め、男子のスプリント予選8名のあと、12名の女子エキシビジョン200mフライングタイムトライアルが始まった。北見コーチにバンクでのハロンの走り方を詳しく聞き、その通り走った。
結果、12"012で香港チーム5人含め1位! 250mバンクでの自己新記録を出すことができた。
まずは1勝!
確実に強くなっていて1位は嬉しかったけど、欲を言えば、なぜ目標の11秒台が出ないのか悩んだ。
2種目め、3kmIPの予選と決勝。1日にIPを2本走ることは、体力的に、とてもハードである。予選は2着以内でないと、決勝へ上がれないので100%の力を出そうと気合いを入れた。
スタートして、目標の4分1秒を出すために、最初の1kmを飛ばし、ペースを作って走るはずだったが、スピードがどんどん落ち続けペースができない!!その結果、4分7秒553でゴール。「やってしまった・・・・」と、思った。4冠どころではない!!すぐにコーチに「すみませんでした!」と謝った。
がっかりして、ローラー台に乗って、上がった息を整えながら他の選手の走りを見ていた。今回は強い選手がたくさんエントリーしていたので、決勝へ進むのは難しいと思っていた。しかし、バンクが重いのか?後続の選手たちが私のタイムを超えてこない。優勝候補の豊岡さんが4分6秒858を出して、なんと、予選2位で決勝へ進出することができた。
運もまだ残っている!これなら絶対優勝したい。テントに戻ってすぐに、阿部トレーナーに頼んでカチカチになった身体を優勝が狙えるカラダに仕上げてもらった。
コーチと作戦会議!決めたことは、前半は相手を見ながら、遅くても、自分の走れるペースを守ろう!そのかわり、残り6周でスパートして相手を思いっきり追っかける!!
緊張を切らさないまま、決勝スタート。作戦通り、残り6周になってからラストスパートをかける。予選の走りから、不安もあったがやるしかなかった。
スタートして、作戦通り自分のペースを作った。しかし、相手の豊岡さんがものすごく速い!!スタッフから2秒差、3秒差・・・どんどん離されていくのがわかった。残り7周で5秒差が聞こえた「これはマズイ負ける!」焦ったけど大きく息をしてリラックスした。残り6周、コーチから「行くぞ!!」の声がかかる。もうキツイのは覚悟の上、思いっきりペダルを踏んだ。これ以上踏めないくらいペダルを踏んだ。ラップタイムは上がっていったが追いつかない。残り2周、まだ追いつかない。しかしコーチの「勝てるぞ!!」の叫び声が聞こえた、死ぬ気で走った。
結果、4分4秒763の自己新記録。予選より2秒79縮めて優勝することができた。2種目制覇。とてもキツかったけど自信になった。
大会2日目は500mTTとポイントレースの2種目出場。今日も朝のアップ周回から調子が良い。
2日目の天気は雨。250mバンクは滑ってしまうため、走行不能との審判団の判断から、競輪学校333mバンクへ移動して競技再開した。
移動後、天気は500mTTが始まる頃に雨が止み、これなら目標タイムが出ると確信する。333mバンクは250mバンクよりスタンディング加速がしやすいため、タイムを出す自信があった。
大会直前までチームメイトの近藤くんと京王閣でスタンディングの練習をいっぱいしてきたので自信があった。
3種目め。500mTTスタート。最初のスタンディングで思いっきりダッシュ!!今シーズン1番良い加速ができた。ゴールまでスピードを維持できた。結果、37秒917がでた。
初めての37秒台、自己新記録で目標達成!!3勝目。
しかし、オープン参加の香港選手の2人は、わたしを上回るタイムを出した。うれしさの裏に、もっと頑張らないといけないとも思った。
最後の種目ポイントレース。この種目は一番得意で力を入れている種目。今までの大会でも勝ちにこだわってきた。だが、まだ走り方はヘタで、人についていくのが精一杯のところもある。作戦は1回目のポイントで5点とって、次からとれるだけポイントを取りに行くことを考えた。
ポイントレーススタート!そして、最初のポイント、5点とれた。そこで一安心したら、アタックの応酬が始まった。わたしは必死についていってポイント5点を重ねた。次に有力選手4人の逃げに変わり、後半は唐見さんとのマッチレースになった。唐見さんのペースが速くて先頭交代しても前を引けず付いていくだけであった。
結果、ポイントはすべて5点を取り、優勝することができた。しかしながら自分が引っ張るレースはできなかった。唐見さんにコーチと一緒に謝りにいった。
今大会目標の4種目優勝の願いが叶った。実業団初出場での成績とてもうれしいです。
でも、課題もたくさんできました。250mバンクの走り方をマスターすれば200mハロンのタイムももう少し出るのではないかと思う。
200mハロンも500mTTも、もっとパワーがないとタイムが出ないことを改めて感じました。ポイントレースでは、来年からは逃げたり、相手を疲れさせる走りができるようになりたいと思います。
今年も残す大会は、京王閣で行われる六大学対抗戦のみとなりました。明治大学OGとして参加します。
また、来年に向けて鍛えて、さらなる飛躍を遂げたいと思います。今後とも応援よろしくお願いし申し上げます。
サイクリングタイム
サイクリングタイム